寺岡先生が年長児にパイプオルガン教室をしてくださいました。
1学期にならった、「パイプオルガンは楽器の王様」と言われる理由の一つ、色々な音が出るということを実際に体験しました。

子ども達は音楽リズムの時間にでキラキラ星を練習してきました。
パイプオルガン体験では、動物や家族等、自分が弾きたいイメージを寺岡先生に伝えると、みんなのきらきら星を、パイプオルガンの音色や伴奏でそのイメージにしてくださいました。

「やさしいこころのてんし(天使幼稚園にぴったりだから!と考えたようです)」や、「チーター」「うさぎ」「優しいお母さん」「お父さんとお母さんとお兄ちゃん」「うさぎとかめ」等、色々なイメージで、素敵な演奏ができました。
「チーターがいい」と言った子が、先生から、「早いよ~」と言われ「じゃあ虎にする」と答えていましたが、寺岡先生がフォローしてくださり、チーターにチャレンジすることができました!
演奏を聴いている子ども達もイメージしながら聞いていたようで体を揺らしたり指を動かしたり「なんで(ペダルに)足を乗せてないのかなあ。ヤマハの先生は載せてるよ」「手の動きがあやとりみたい」とつぶやきながら楽しんでいました。
弾き終わると、「すごい!上手だったね!」と拍手がおこったり、「○○君、楽しかった?俺もめっちゃ楽しかった!」と話したり、「私の演奏どうだった?」と嬉しそうに友達に聞いたり、「神様喜んでるかな」とつぶやく姿もありました。

最後に弾いた子どもは、「大きい音も出るから、もう一回弾いてね」と言われ、大きな音色で演奏しました。聴いている子が「恐竜みたいなイメージだった」とつぶやくくらい豪華な音でした。
パイプオルガンの中がどうなっているか見たい!と先生にお願いして見せてもらったり、「ウィーアーを歌いたい!」と懇願し、伴奏を弾いてもらい嬉しそうに歌うクラスもありました。
弾いてみてどうだったか聞いてみると、「弾くところがこんくらい細かった。ピアノは広いけど」「楽しかった」「きれいな音で弾けて良かった」「また演奏したい」「すごくうれしかった」「音が面白かった~」等、感じたことをそれぞれ表現していました。
また、「(お兄ちゃんの)鍵盤ハーモニカとちょっと違ってた」と発見した子に、「仕組みは同じなんだよ。1933本あるパイプに一つ一つ空気は吹いて送れないから、今は電気で風を送っているんだよ。でも昔は足で(ふいご)踏んで風を送る仕事のおじさんもいたんだよ。」と分かりやすく、風を送って音を出す仕組みについて話してくださいました。
子ども達の発見でどんどんお話が広がりました。

また、「ピアノより鍵盤が柔らかかった」という感想を拾ってくださり、「すごい事に気が付いたね!ちょっとタッチが違うんだね、みんなが弾いたのは軽いけど、ある仕組みを使うと重くなるからちょっとやってみようか」と、重いタッチ、軽いタッチを体験させてもらいました。
カプラという音を合わせる仕組みを使うとたくさんの音が重なっていく様子を実感していました。
卒園式一緒に頑張ろうねとサヨナラをしました。
「イメージしたことを思い出しながら歌うね!!」と伝える姿もありました。

クラスの友達にもパイプオルガンのことを話してくれました。
どうやって寺岡先生に気持ちを伝えようか話し合ったクラスがあり、「大きい声でここから叫ぶ」という案も出ましたが、「手紙を書くのはどうかな」という意見が出て、子ども達がメッセージを書いていました。間近でみたパイプオルガンを思い起こしていました。
寺岡先生喜んでくださるといいね!
また卒園式で弾いてもらうの楽しみだね!!
 
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